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ヤフオク メルカリでの購入(普通車)

更新日:2024年6月5日

 



この記事では、県外から個人売買で自動車を購入された際の名義変更の手続きの流れをご紹介します。ネットオークションやフリマサイトなどを利用してお車を手に入れられた方、これから購入する予定の方に読んでいただきたい内容となっております。


県外の販売店から購入される場合は、購入店が手続きを行いすぐに乗り出せるような状態でお車が届けられますが、個人売買の場合はご自分で手続きを行う必要がある場合が多いかと思います。


この記事で自動車の登録に必要な書類や車庫証明の取得方法をご紹介いたします。今回は普通車の登録を紹介いたします。軽自動車の登録は別の記事でご紹介いたします。





必要な書類

購入したお車が前のオーナーの名義になっているか、一時抹消(ナンバープレートを返却)されているかで必要な書類が異なります。また、前のオーナーの名義の場合は、車検期間が残っているかどうかでも必要な書類が変わります。


お車が新しい場合や価値が高い場合、以前の取得税にあたる環境性能割の納付が必要になる場合があります。


共通して必要な書類

  • 車庫証明書 自動車の登録を行う前に、管轄の警察署で車庫証明を取得する必要があります。

  • 譲渡証明書 譲渡人(前のオーナー)の実印が押印されたものが必要です。

  • 新所有者(あなた)の印鑑証明書 発行されてから3か月以内のものが必要です。


前オーナー名義

  • 自動車検査証(車検証) 車検証の原本を用意してください。

  • 旧所有者の印鑑証明書 発行されてから3か月以内のものが必要です。

  • 旧所有者の委任状 旧所有者の実印が押印されたものを用意してください。


前オーナー名義で車検が切れている場合

  • 車検の受検 ご自身で運輸支局へ持ち込み検査ラインを通過させるか、整備工場に依頼する方法があります。


一時抹消してある場合

  • 保安基準に適合していることが確認できる書面 次のうち有効なものを用意してください:

  • 自動車検査票

  • 自動車予備検査証

  • 保安基準適合証

  • 自賠責保険 自賠責保険の加入が必要です。

  • 登録識別情報等通知書 一時抹消の際に発行される書類です。

  • 重量税の納付 重量税を納める必要があります。

  • 自動車税の月割り納付 自動車税を月割りで納める必要があります。



車庫証明書の取得方法 (詳しい別記事)

車庫証明の申請には、以下の書類が必要です。


自動車保管場所申請書/自動車保管場所届出書

普通車は申請書を4枚記入する必要があります。

これらは警察署で複写式のものを入手するか、インターネットからダウンロードできます。


保管場所使用権原疎明書面(自認書)

自分の所有する土地や建物に自動車を保管する場合に必要な書類です。親や夫婦のいずれかの所有であれば、この書類ではなく次の保管場所使用承諾証明書に記載することになります。


保管場所使用承諾証明書

土地や建物の所有者が記入する必要があります。賃貸の駐車場を使用する場合は、一定の条件を満たす契約書のコピーを添付してこの書類の代わりにすることができます。


所在図・配置図

所在図は「別紙添付」と記載し、グーグルマップのコピーなどを添付すると便利です。配置図は手書きで、自動車の保管場所の位置とサイズ、面している道路の幅、入り口の幅を記入します。


車庫証明書の費用と申請の流れ

車庫証明の申請には警察署への2回の訪問が必要です。


初回に提出する書類と共に、普通車は申請手数料2,200円を支払います。

後日、証明書とステッカーの交付を受ける際には550円の支払いが必要です。





名義変更手続きの流れ

車庫証明書を含む必要書類が揃いましたら、運輸支局の窓口で手続きを行います。


1. OCRシートを記入

書類作成に精通していない方は、「登録相談窓口」に並んでください。OCRシートや手数料納付書など必要な書類をもらえます。また、記入方法や登録手続きの順路も教えてもらえます。混雑する時期だと1時間以上待つこともありますが、不備で再提出することを考えると事前に相談しておくことをお勧めします。


2. ナンバープレートの取り外し

書類の不備がないことを確認してもらったら、今ついているナンバープレートを外します。大きめのプラスドライバー、10ミリのボックスレンチ、封印を破壊するためのマイナスドライバーなどを持っていくと便利です。標板協会でプラスドライバーを借りることもできます。ケガがないように十分に注意して外してください。


3. 必要な手数料を納付

手数料の印紙を購入し、書類に貼り付けます。新規登録が700円、名義変更が500円です。一時抹消してある場合は重量税の印紙も購入してください。自賠責保険も隣で加入できます。


4. 古いナンバープレートを返却

同じ建物内に標板協会がありますので、古いナンバープレートを返却してください。赤い枠のA5の用紙に氏名とナンバープレートの番号を記載して提出します。一時抹消してある場合はこの手順はありません。


5. 税申告

自動車税事務所で書類を提出し、税申告の書類を記入します。車検証の内容を記入します。


6. 登録の窓口へ提出

税申告が終われば、登録の受付窓口へ提出します。提出用の箱の横に受付票の発券機がありますので、QRコードがないほうを書類に添付して提出します。QRコードがあるほうは自身で持ち呼ばれるのを待ちます。無事に登録ができれば、新しい車検証とナンバープレートの引換券をもらいます。


7. 新しいナンバープレートの交付

古いナンバープレートを返却した標板協会に車検証と引換券を提出します。車検証を預けて新しいナンバープレートをもらいます。


8. ナンバープレートと封印の取り付け

封印取付場へ移動し、新しいナンバープレートを取り付けます。前は普通に取り付けて、後ろは左側のボルトに封印の台座を入れて取り付けます。車台番号の打刻が確認できるようにしておきます。封印と車検証をもった係の人が車台番号を確認し、封印を取り付けて車検証を渡します。封印が取り付けられたら手続き完了です。





まとめ

  • 必要な書類

  • 車庫証明書

  • 譲渡証明書(前オーナーの実印)

  • 新所有者の印鑑証明書

  • 前オーナー名義の場合

  • 自動車検査証(車検証)

  • 旧所有者の印鑑証明書

  • 旧所有者の委任状

  • 前オーナー名義で車検が切れている場合

  • 車検を受ける

  • 一時抹消してある場合

  • 保安基準適合証など

  • 自賠責保険

  • 登録識別情報等通知書

  • 重量税と自動車税の納付

  • 名義変更手続きの流れ

  1. OCRシートを記入

  2. ナンバープレートの取り外し

  3. 必要な手数料を納付

  4. 古いナンバープレートを返却

  5. 税申告

  6. 登録の窓口へ提出

  7. 新しいナンバープレートの交付

  8. ナンバープレートと封印の取り付け








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